学生の報告書
これまでの体験レポートをまとめたものです。先輩がどのような体験をしたか参考にしてください。
参加する目的
先輩たちは、どのような目的で就業体験に参加したのでしょうか・・・
- 社会や企業の実情を知り、自らの将来を考える絶好の機会にするために。
- 自己の適性を知り、就職におけるミスマッチを防ぐために。
- 職業観や就労意識を身に付けるために。
- 異世代の人たちの交流で人間的成長に繋がるために。
- 基礎・専攻する学力の確認と今後の勉強の方向性のために。
受入事業所の報告書
学生への期待・要望
就業体験を実施した企業からの声・期待・要望はどのようなものでしょうか・・・
- 何を学びたいのか明確な目標を持って参加してもらいたいことと、活発な意見や質疑等、できるだけ元気な行動や挨拶をしてもらいたいと期待しています。
- 指示を待つだけでなく、周りのスタッフに尋ねたりしながら自らすすんで仕事を探して欲しいと期待します。
- 積極的にいろんな体験をすることによって自分の可能性を広げ、何か一つのことに集中して取り組み達成感を味わう、こんな経験をたくさんして欲しいと思います。
- 実習生との対話から、職業観や就業意識の希薄さが感じられる。現在の自分と将来の職業を結び付けることができず、何かしらの不安を抱えている学生が多い。
- 実習で仕事を100%理解したと思わないで欲しい、ほんの一部を体験しただけです。就業体験今までにない「自分」を見つけて欲しい。
- 自分の考えを相手にわかりやすく伝えることが不得手のように感じます。学生生活を通じて磨いていってください。
学校への期待・要望
- 体調不良で実習期間に欠席もあった、事前に連絡のない学生もいた。連絡、報告することの大切さをセミナーを通して充分な説明を行なって欲しい。
- 「とりあえず参加してみよう」というだけではなく、目的を持って参加するといことを大事にして下さい。
- これから挑んでいく「社会」についてや受入れてもらう企業や業界について、興味をもって取り組めるように、事前のセミナー等で研修を行なって下さい。
- 本来、就業体験は、景気の好不況によって学生の意識が変わる性質のものではないと考えられます。
- 就活の延長上の考えでの実習でなく、就業体験の本質である「若年者の就労への意識づけ」といった視点でご指導いただきたい。
- 就業体験は就活のためのステップ、或いは単位取得の手段ではなく、それらを通じて自己成長を目指すものである。そういった意識を事前のセミナー等で周知していただけると良いのではないでしょうか。
学校関係者の報告書
実施する目的
学校はどのような目的で就業体験を実施するのでしょうか・・・
- 学生は、基礎知識・基礎学力が実社会でどのように生かされるかの理解が少ない。就労体験で自分の適正や適職を発見するきっかけとして欲しい。
- 体験を通じて就職に際しての意識や行動が現れることを期待。