就業体験について

Q.就業体験に参加したいが心構えについては?開く

就業体験成功への秘訣

  • 就業体験を成功させるために、最も重要なのは積極性・自発性などの参加意識です。
  • 体験学習期間を漫然と過ごすのではなく、少しでも興味を持った事柄について自ら積極的に社員の方に質問してみるなど、些細なことでも吸収しようという意気込みで、臨むことが大切です。
Q.就業体験とアルバイトの違いは何ですか?開く

アルバイトとの違い

  • 就職を志している会社、業種・職種での仕事を体験できる。
  • 就業体験先の会社を内部から知ることができる。
  • 受入れにあたり、企業は自社イメージを損なわないために、担当の指導者が責任をもって研修指導・対応する。
  • 参加学生の労働力を期待するのではなく、体験学習であって通常のアルバイトとは違い報酬は支払われない。
Q.就業体験を”する”と”しない”の差については?開く

就業体験が行なわれる理由

  • 職業選択のミスマッチの防止

特に、新卒採用された学生が入社早々に「思っていた仕事とイメージが違った」といって辞めてしまったケースが増えており社会問題にもなっています。
これは”社会人”になるイメージがつかみきれないまま、就職してしまう(せざるを得ない)ことが主な原因とされています。
そういったことから今まで就業体験が有効な手段と考えられ、拡大が図られてきましたが、最近とくに注目され、より重要視されてきました。

Q.企業が就業体験を受け入れる理由・目的は?開く

社会に役立つ人材の育成を行うため、学生が働くための意識を高めるため

  • 就業体験は産・学・公が連携してキャリア教育を行なうという観点から実施されております。
  • 企業は「社会貢献」が社会的責務と考え、地域貢献の一翼を担うために実施している事業所がほとんどです。
  • 企業は学生のうちに”仕事”や”社会”というものをより勉強し、理解してほしいと願っています。
  • 学生のみなさんが実際に職場体験を行なったそのうえで”自分の進路を決定して欲しい”という思いから就業体験を受入れています。
  • 適正な職業選択をし、会社に就職したら「早く職場に馴染んで欲しい」「すぐに辞めないで欲しい」と願っています。

申込みについて

Q.就業体験に申し込むにはどうしたらよいですか。開く

学校を通しての申込となります。協議会HPの申込みフォームから入力・送信後、必ず学校の担当者の方に連絡してください。
協議会の就業体験は学校が承認して申し込み完了となります。

Q.就業体験に申し込みたいと思っていますが、会社情報などに詳しくなく、どこに申し込んでよいのかわかりません。開く

協議会のHPに就業体験を実施する事業所の一覧を掲載しています。地域や業種などで検索できますので、興味ある分野や仕事について閲覧してみてください。また、学校の就職担当窓口の職員の方にも相談されるとよいのではないでしょうか。

Q.就業体験の希望事務所が3か所あります。3か所とも就業体験を受けたい場合、どのような申請(入力)方法にしたらよいですか。開く

1か所ずつ希望事業所を分けて入力し、申し込んでください。3か所の事業所にそれぞれ協議会から受入依頼をします。
日程が重なり後から辞退することがないよう、申し込む事業所の実施日程をよく確認して申し込むようにしてください。

Q.1回の申請(入力)で第3希望まで入力したら、3つすべての事業所で就業体験ができますか。開く

第1~第3希望のうちの1か所でのマッチングとなります。
第1希望から順番に受入れ依頼を行います。第1希望で受入れが決定すると、第2希望、第3希望の事業所には受入れ依頼をしません。第1希望で受入れが不可になった場合は、順次、第2・第3希望の事業所に受入れを依頼をすることになります。
結果、希望の事業所での就業体験が実現できない場合があります。

Q.就業体験の申込みをする際の注意点を教えてください。開く

日程確認が特に重要です。自分が参加できる日程と参加したい事業所の実施期間が合致しているかよく確認しましょう。 迷ったときは学校のキャリアセンターや協議会にご相談ください。

Q.大学1年生です。アルバイトの経験もありません。就業体験に申し込んでもよいのでしょうか。開く

参加できます。早いうちからいろんな業種・職種を体験することで視野が広がるとともに、就職先を考えるきっかけともなります。

Q.申し込みをした後、内容を修正するにはどうしたらよいですか。開く

学校の担当者の方に相談してください。また、間違って同じ入力内容のものを送信した場合も同様です。

受入決定後および就業体験実施中

Q.就業体験当日、体調不良で参加できそうにありません。開く

まずは、就業体験予定の事業所にその旨を連絡し、了解をとってください。(一方的なメールによる申出は先方に誤解等を生じさせるおそれがありますので、必ず、電話連絡をしてください。)その後、学校に辞退を連絡してください。(学校は協議会に連絡をお願いします。)
なお、就業体験まで時間に余裕があるときは、学校担当者の方に相談してください。

Q.複数の事業所から受入可能と回答がきましたが、日程が重なっていました。日程変更は可能でしょうか。開く

実施日程を定めて募集している事業所については難しいですが、『応相談』となっている事業所であれば、調整できるかもしれません。事業所担当者の方に相談してください。
また、日程が変更された場合は、必ず学校担当者と協議会に連絡をお願いします。

Q.学校から受入可否の連絡がある前に、事業所担当者の方から日程の相談がありました。このまま日程を決めてもよいのでしょうか。開く

予め日程が決まっている場合を除き、事業所担当者の方は日程調整のため、学生に直接問い合わせることがありますので、対応されて問題ありません。
なお、事業所において正式決定された結果は、事業所から協議会を通じて、学校、学生へと連絡がいく仕組みとなっています。

旅費・宿泊費補助制度について

Q.県外に住んでいます。就業体験の2週間前に帰省して参加しようと思っていますが、この場合の旅費は補助対象になるのでしょうか。開く

対象となります。交通機関の領収書など、申請に必要なものを協議会HPで確認しておきましょう。
〇必要なもの:実施証明書(実施事業所へ依頼)および新幹線・飛行機・宿泊施設を利用した場合は領収書
〇補助金申請書の提出期限:終了後30日以内又は当該年度の3月25日までのいずれか早い期日までですので、ご注意ください。

Q.実施証明書をもらい忘れました。どうすればよいでしょうか。開く

補助金申請をする場合は必須ですので、実習が終わったあとでも事業所担当者に連絡し、取得してください。初日に担当者の方に様式を渡して依頼しておくとスムーズです。様式は協議会HPからダウンロードできます。
また、必要な領収書などを紛失し、申請できない場合は協議会にご相談ください。

その他

Q.就業体験中の事故や受入先に損害を負わせてしまったらと考えると不安です。開く

就業体験に参加される方は全員「学生教育研究災害傷害保険」(略称:「学研災」)と「学研災付帯賠償責任保険」(略称:付帯賠償)などの保険に加入し、実習中の事故や受入先の器物等を破損してしまった場合に備えることになります。

Q.参加にあたって必要な資格や要件はありますか。開く

原則として何かの資格がないと参加できないということはありません。ただし、一部の事業所では仕事の特性上、学科・専攻の指定がある場合があります。
また、敬語やマナーについては、一般常識が身についていれば特別な資格は必要ありません。

就業体験参加お申込み補助金(交通費・宿泊費)申請について